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建築確認って?申請の流れや必要な期間についてご紹介します

「建築確認」という言葉を初めて聞くという方も多いのではないでしょうか?
建築確認は、住宅を建設するにあたってなくてははならないステップです。
「聞いたことはあるけど、建築確認が具体的にどういったものなのかわからない」という方も多いかもしれませんね。
今回は、そんな建築計画について、申請の流れや必要な期間についてご紹介していきます。

□建築確認とは

建築確認とは、住宅を建てる際に、その住宅が建築物に関する法律や条例に違反しているかどうかを事前に確認することを指しています。
建築確認は、新築の場合はもちろん、増築や改築などの際にも必要となります。
建築確認は災害時の仮設住宅といった特別な場合を除いて、すべての住宅に対して、工事が着工する前に行われるものであり、この認可を受けなければ工事を始めることができないものとなっています。

□建築確認の流れ

*申請書作成

まずは、申請に必要な申請書を作成していきます。

*建築確認の申請

建築確認の申請に必要な申請書の作成が完了すれば、次に建築主事に建築確認の申請を行います。

*補正や追加説明書の作成

申請後にもし、補正や追加の説明が必要になった場合は、そのための書類を作成する必要があります。

*最終審査

建築主事が建築基準関係規定と建築計画を照らし合わせながら、問題がないかを最終的に審査していきます。

*確認済証を受けとる

最終審査で問題がなければ、確認済証を受け取ることができます。

□建築確認で必要になる期間

建築確認では、木造二階建ての場合には申請から審査までを含めて、一週間ほどの期間が必要になります。
木造三階建てやたの構法による建築物の場合は、一週間以上の期間が必要になることがあります。これはあくまでも申請から審査が終わるまでの期間なので、書類を作成する期間を含めればもう少し期間が長くなる可能性があります。
申請書作成も含めた建築確認全体では、最大1ヶ月ほどの期間を見積もっておくとより安心です。もし、自力での申請書作成が難しい場合は、代理での作成を依頼しましょう。

□建築確認ではどのくらいの費用が必要
今回は、建築計画について、申請の流れや必要な期間についてご紹介しました。
建築確認では、住宅の規模により幅がありますが、1万円〜50万円の費用が必要となります。
他に、手数料も含まれるため、資金には余裕を持っておきましょう。
建築計画を行う際に、ぜひこの記事を参考にしてみてください。c