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長期優良住宅のあれこれ|申請のタイミングはいつ?いつまで大丈夫なの?

長期優良住宅を検討されている方の中には、「長期優良住宅の申請の流れがわからない」「申請をいつまでにやっておくべきなのか知っておきたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか?長期優良住宅では、建設するための費用が多くかかる分、認定を受けることで様々な優遇制度を利用することができます。
問題なく申請を行い、初期費用をできるだけ抑えておきたいところですよね。
そこで今回は、長期優良住宅の申請について、その流れや期限についてご紹介していきます。

□長期優良住宅申請の流れ

長期優良住宅の申請は、自分で申請を行う、代行で行なってもらうの2つの場合が考えられます。代行で行う場合、自分で行う業務が少ないので、今回は、個人で行う場合の流れについてご紹介します。

*審査を行う機関への技術的審査依頼

長期優良住宅の認定を受けるためにはまず、行政機関の審査を受ける必要があります。
審査機関の詳細は、各自治体のホームページから確認することが可能です。
審査で、技術的に長期優良住宅の要件を満たしていると判断されれば、「適合証」が交付されることになります。

*所管行政庁へ申請

適合証を無事受け取ることができれば、所管行政庁に申請を行います。
所管行政庁とは、地方公共団体の1つで、建築基準法に基づく建築確認申請を行う建築主事がおかれている団体のことを指しています。
この申請を通して問題がなければ、長期優良住宅の認定を受けることができます。

□長期優良住宅申請はいつ頃やるべきか

長期優良住宅申請の大まかな流れについてご紹介してきました。
それでは、この申請はいつ頃に行っておく必要があるのでしょうか?
国土交通省により定められているところによれば、長期優良住宅申請は、建設工事が着工するよりも前に行う必要があるのです。
そのため、工事が始まっている場合や、住宅を建ててしまった後では申請をすることができず、長期優良住宅として認められることができません。申請は必ず、工事が着工する前位に行うようにしましょう。

□まとめ:余裕を持った申請で確実に

今回は、長期優良住宅の申請について、その流れや期限についてご紹介しました。
長期優良住宅の認定を受けることで、高品質な住宅をよりお得に建てることが可能です。
もしも自分で行うのが不安な場合は、代行を依頼するなどして、長期優良住宅の申請を行っていきましょう。
申請の際はぜひ、今回の記事の内容を参考にしてみてください。