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2018.09.05

長期優良住宅の申請は自分でするべき?代行に頼むべき?

 

みなさんは、「長期優良住宅」についてご存知ですか?
住宅の購入を検討されている方の中には、「長期優良住宅について聞いたことがある!」という方もいらっしゃるかもしれません。
また、初めて耳にする方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、長期優良住宅がどのような住宅を指すのか、またその申請にはどのような方法があるのか、についてお話しします。

□長期優良住宅ってなに?

長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するために、次のような措置が講じられている住宅を指します。
長期優良住宅と認定されると住宅ローン控除など様々な優遇措置を受けることができます。

*長期に使用するための構造および設備を有していること
*居住環境等への配慮を行っていること
*一定面積以上の住戸面積を有していること
*維持保全の期間、方法を定めていること

このような特徴を持つ長期優良住宅の申請には、申請者の依頼に応じて評価機関が当該計画に係る技術的審査を行い、申請者に対して適合証を交付するという段階があります。
この申請について①自分でやる②代行に頼むという2つの方法があります。

□それぞれの方法のメリット・デメリット

長期優良住宅の申請のためには、①自分でやる②代行に頼むという2つの方法があると先ほど紹介しました。
ここでは、それぞれの方法がもつメリット・デメリットについてお話しします。

①自分でやる場合

*メリット:認定を受けるまでの全行程を個人のペースで行えるため、審査全体にかかる期間を大幅に短縮できます。
*デメリット:全ての行程を個人で行うための情報収集などで手間がかかる可能性があります。

②代行に頼む場合

*メリット:申請者自身は所管行政庁に認定申請を行う必要があります。しかし、それ以降の行程は全て委託できるので、手間がかからず楽であるといえます。
*デメリット:所管行政庁から評価機関へと、外部の機関を経由して審査を行います。そのため、審査にかかる期間が個人で申請する場合よりも長くなる可能性があります。

以上、長期優良住宅がどのような住宅なのか、という説明に加えて、その申請の方法それぞれが持つメリット・デメリットについてご説明しました。
長期優良住宅を申請するためには避けられない行程ですので、申請を検討されている方にとって今回の内容が少しでも役立てば幸いです。

その他にも、家づくりに関してお困りのことがあれば、ぜひ弊社のホームページよりお気軽にご相談ください。