長期優良住宅の申請のタイミングは?いつまでにするべき?
長期優良住宅の申請をご検討の方で、その申請のタイミングについて悩んでいらっしゃる方はいませんか?
実は申請には期限があります。「いざ申請しようと思った時には、時期が遅すぎて申請できなかった…」なんていう事態は避けたいですよね。
そのためにも、申請のタイミングや期限に関してあらかじめ知っておく必要があるでしょう。
そこで今回は、長期優良住宅の申請をするにあたって、その適切なタイミングやいつまでに申請するべきなのかについてお話しします。
また、申請の手順についても紹介させていただきます。
□長期優良住宅の申請はいつするべき?
国土交通省のホームページを参照すると、長期優良住宅の申請は着工より前にする必要があります。
ただし、認定を受ける前に着工するのは問題ありません。
一方で着工までに行政からの「認定通知書」を受けなければならない場合もあります。
詳しくは各補助事業の要件などを確認する必要があります。
では、実際にどのような手順に従って長期優良住宅の申請を行うのが良いのでしょうか。
次項でご説明します。
□申請の手順
長期優良住宅の申請には、個人で申請する場合と代行に頼む場合がありますが、ここでは自分で申請する場合を取り上げてその手順を説明します。
個人が申請する場合、審査機関への技術的審査依頼→適合証交付→所管行政庁へ認定申請→認定通知交付→着工という5つの手順があります。各手順について説明していきます。
1.審査機関への技術的審査依頼
事前調査を実施する審査機関は各地方自治体のホームページから確認できます。
一度そちらを参照するとスムーズに依頼まで進めるでしょう。
2.適合証交付
手順1で説明した審査機関が、申請者に対して適合証を交付します。
3.所管行政庁へ認定申請
所管行政庁とは、建築基準法に基づく建築確認申請をする建築主事がおかれている地方公共団体のことです。
4.認定通知交付
手順3で説明した所管行政庁が、申請者に対して認定通知を交付します。
5.着工
手順1〜4を完了させると、長期優良住宅としての建築が可能になります。
以上、長期優良住宅の申請をするべきタイミングや期限についてお話ししました。
今回の内容が、申請の時期や手順について不安を感じていた方にとって少しでも有益であれば幸いです。
家づくりに関して、分からない点や不安な点をお持ちの方は、ぜひお気軽に弊社ホームページよりご相談ください。