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2018.10.03

長期優良住宅の申請はいつまでにすればいい?申請の流れとそのタイミングをご紹介。

「長期優良住宅の申請っていつやればいいのかわからない・・・」
そんな想いをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
長期優良住宅の申請は非常に手間のかかる作業ですし、せっかく作った書類なのにタイミングを間違えて受け取ってもらえない、なんてことになったらショックで立ち直れなくなってしまいそうです。
そんなことにならないために今回は長期優良住宅申請の手順とそのタイミングについてご紹介します!

□申請の流れ

長期優良住宅の認定を受けるためには。行政機関の審査を通過する必要があります。
この時登録住宅性能評価機関から事前審査を受けることができます。
この事前調査を行わずに所管行政庁へ審査をしてもらうこともできますが、その場合、所管行政庁から登録性能評価機関へ技術的審査を外部委託することになるので認定審査にかかる期間が大幅に長くなることがあります。

何か事情がないかぎり事前調査をしてもらったほうがいいでしょう。
この事前調査が無事終了すると「適合証」が交付されます
その後、所管行政庁に申請を行いましょう。

この行政による審査を通過すると「認定通知書」が送られてきます。
この段階を経てやっと長期優良住宅に認定されます。
またこの認定審査には手数料がかかります。
料金自体はお住いの地域によって変わってくるので、地域のHPなどで確認しておきましょう。

□いつまでに申請すればいいのか?

「申請の流れは分かった。じゃあ申請はいつのタイミングでやればいい?」
当然その疑問が出てくると思います。
長期優良住宅の認定申請は住宅を建てた後ではできませんので注意しましょう。
必ず申請は着工するより前に行わなければなりません。
しかしこれはあくまで申請だけで、着工自体は認定を受ける前にすることが可能です。

しかしここで気をつけておきたいのは、認定審査はあくまで着工前の書類上の審査のみで、着工後の検査は行わないことです。
このため長期認定住宅の認定を受けたとしても、施工会社の施工ミスや手抜き工事により欠陥住宅が建ってしまうことがあります。
せっかく快適に長く住めるように手間をかけて認定を受けたのに、実際の家が欠陥住宅というのは嫌ですよね。
住宅の施工に関して心配な方は第三者機関による検査を受けるようにしましょう。

□まとめ

いかがでしたか?
今回は長期優良住宅申請の手順とそのタイミングについてご紹介しました。
申請作業は大変手間ですが、認定をもらうことができればその後の生活が快適になることは間違いないでしょう。
本記事で紹介したことを参考にして、しっかりとした長期優良住宅を建てましょう!