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2018.10.07

建築確認とは?確認申請の流れとかかる期間について紹介します!

皆さんは住宅建築の際の「建築確認」についてご存知ですか?
まだご自分の家を持っていない方などは知らない方も多いのではないのでしょうか?
これは我々が住宅を建てる時に避けては通れない工程です。

将来夢のマイホームを建てるときに困らないよう今のうちに勉強しておきましょう。
今回はこの「建築確認」の概要に加え、その流れと期間についてもご紹介します。

□建築確認とは?

建築基準法では、違反建築物を防止するための事前チェックをすることを定めています。
チェック内容は「建築基準法」に代表されるような、住宅に関する法律に適合しているかどうかという観点で審査されます。
主な法律は以下のようなものです。

・建築基準法:建築物を建てるにあたって最低限の基準を定めた法律。

・消防法:火災を予防・鎮圧するための法律

・宅地造成等規制法:崖崩れや土砂崩れを防止するための法律

・都市計画法:行政の計画した都市づくりを行うために土地の利用や建物の規制に関するルールを規定する法律

この制度・行為のことを「建築確認」と呼んでいます。

□建築確認の流れ

1.建築確認の申請
建築確認の申請ってどこに行えばいいのかご存知でしょうか?
実は建築確認は建築主事に行うのが一般的なんです。

工事が始まる前に、この建築主事に対し確認の申請書を提出します。
申請を受けた建築主事は建物の建築計画が建築基準関係規定に適合しているのかを判断します。
この段階で何か不備があったり、細かい部分まで確認が必要な場合さらに時間がかかることもあるので注意しましょう。

2.確認済証を受け取る
審査には申請から最長35日かかります。
無事建築物が建築基準関係規定に適合していれば確認済証を交付してもらうことが出来ます。

3.工事開始
工事は確認済証の交付を受けた後でなければ着手することができません。

4.完了検査の申請・完了審査
工事が完了して4日以内に建築主事に対して完了検査を申請しましょう。
申請が受理されて7日以内に完了検査が行われ、問題がなければ検査済証が交付されます。

5.使用開始
ここまでの工程がすべて終了してやっと住宅を使用することができます。
多くの工程があり大変ですが、住宅に住むために必ず必要なことなのでしっかりと行うようにしましょう。

□まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は建築確認の概要とその流れについてご紹介しました。

本記事で説明した通り建築確認にはかなりの時間がかかります。
これからマイホームを建てようという方は、本記事を参考にしながら計画的に確認申請を行うようにしましょう!