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建築パースやCGパースとは?パースの意味や使用するメリットをご紹介します

「パースって一度は聞いたことがあるけど、実際にどのようなものなのかよくわからない」
「パースを利用するメリットがあれば教えて欲しい」
新築を検討されている方や住宅営業をされている方の中には、パースについて上記のようにお考えの方も多いのではないでしょうか?
パースとは、平面図や間取り図では感覚的に掴みづらい部分を補うための表現方法です。
今回は、そんなパースの中でも住宅関係で使用されることの多い、建築パースやCGパースについて、その意味や利用するメリットをご紹介していきます。

□建築パースとCGパース

建築パースとは、住宅の外装や内装を透視図法を用いて立体的に表現したものを指しています。「パース」という名前は、透視図法の英訳にちなんでつけられています。
平面図や間取り図などの平面的な表現ではイメージしづらい全体像を、立体的な表現によって、より具体的にわかりやすく理解できるようになっています。
住宅の外観を描いた外観パースや、住宅の内装がどのようになっているかを描いた内観パースなど、建築パースには様々な種類のものがあります。
最近では、建築パースを手書きではなくCGで描いたCGパースも多くなっています。

□パースを利用するメリット|3つのポイント

パースを利用するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
3つのポイントをご紹介していきます。

*具体的なイメージを持ちやすい

パースでは立体的な表現がされているため、平面図や間取り図のような平面的な表現よりも、より具体的なイメージを持ちやすくなっています。
家具のサイズ感や奥行きの感覚など、平面的表現ではわかりずらい多くのものを理解しやすくなっています。

*プランの検討がしやすい

パースを利用することで、依頼主と担当者の間でスムーズにイメージの共有ができ、設計の意図や設計図では表現しきれなかった、照明や家具、内壁の質感もパースなら簡単に伝えることが可能です。
こうした情報共有のしやすさから、依頼主の要望も伝わりやすくなっており、プランの検討がしやすくなっています。

*広告や宣伝に利用できる

業者の方にとっては、パースは優れた広告材料です。
大きやさ外観のイメージを視覚的にわかりやすく伝えることができるため、住宅の完成予想図やビルの予想図などにも多く用いられています。
また、住宅だけではなく、周辺の環境も含めて伝えることができるため、宣伝効果がかなり高くなっています。

□最後に

今回は、住宅関係で使用されることの多い、建築パースやCGパースについて、その意味や利用するメリットをご紹介しました。
パースは依頼主にとっても、業者にとっても便利な表現方法です。
住宅を検討されている方や営業をされている方は積極的にパースを利用してみてはいかがでしょうか?