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2018.12.10

建築確認の申請の流れや必要になる期間を紹介|家づくりの安心情報

家を建てようとお考えの方で、
「建築確認の申請が必要になっているけど、よく分からない」
「どのような流れで申請するんだろう?」
とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
「建築確認申請」は家を建てる時、また増築をする特にも必ず必要になるものです。
そこで、今回は建築確認の申請の流れやその期間についてご紹介します。

□そもそも建築確認申請とは?

建築確認申請とは、工事の着工前に役所に提出して審査を行うもののことで、建築物に関わる様々な法律と建築計画が適合しているかどうかを「確認」するためのものです。
建築確認を提出しないと工事を始めることができません。
新しく家を建てる時、また、増改築の時にも必ず必要になるものですが、たいていの場合は実際に建築を行う建築業者が代理で行うことになります。

□建築確認申請で確認すること

建築確認申請では、建築物が都市計画法、建築基準法、消防法、宅地造成規制法などの法律に反していないかを確認します。
詳しくは、
・建物の耐震性
・建物の耐久性(土台や柱の防腐処理など)
・建物の耐熱性能(断熱材が入っているか、厚みなど)
・防火はできているか
・道路に接しているかどうか
・建ぺい率(敷地面積に対する建物面積の割合)
・構造に問題はないか
以上は一部の例ですが、チェックされることが大まかにお分かりいただけるのではないでしょうか。

□申請にかかる期間と費用

*期間

申請しないと工事ができないと前述しましたが、それでは一体申請にはどれほどの時間がかかるのでしょうか。
各自治体によって、申請に関することが定められていますが、だいたい7日から数週間です。
しかし、何か不備、問題があった場合には審査期間は長くなってしますので注意してください。
建築・増改築予定の場所の自治体、または建築業者に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

*費用

申請にかかる手数料も、期間同様に各自治体によって定められています。
床面積によって差があり、1万円ほどから、50万円までかなり幅があります。
また、
「建築確認は着工前にしなければならない」
と前述しましたが、着工後も、完了検査をする必要があり、これらの際も別途手数料が必要になります。

□おわりに

以上が建築確認の申請の流れや必要になる期間の紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。
たいていの場合は、一般の方がすることはないかもしれませんが、家を新築、または増改築するというのであれば知っておいて損はありません。