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2019.02.22

ZEHを申請する最新基準|外皮計算ならフューチャーリンク

「ZEHを申請したいが、最新の基準がわからない……」
そのようなお悩みをお抱えの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
ZEHの申請をするには、SIIが定めた最新の基準をクリアする必要があります。
今回は、ZEHを申請するための最新基準をご紹介します。

□ZEHとは

ZEHとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称で、年間の一次エネルギー消費量が、ゼロまたはマイナス値に到達している住宅のことを指します。
2020年の省エネ法義務化にも対応しており、今後の優良住宅にも欠かせない要素となります。

□ZEH基準

ZEHの住まいを申請するためには、大きく2つの基準をクリアする必要があります。
以下に2つの基準をご紹介します。
1.断熱・気密の性能基準値をクリアする。
2.太陽光発電システムを設置する。(省エネ設備の設置)
の2つとなります。
それでは、それぞれの基準について詳しく見ていきましょう。

*断熱・気密の性能基準値をクリアする

ZEHの基準値は、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)という団体が定めた、「省エネ基準」のことを指します。
ZEHの基準値は、家の外皮計算に使われるUA値という値と、2013年より新たに基準に加えられた、一次エネルギー消費量を元に、家の省エネ性能を測定します。
UA値とは、「外皮平均熱貫流率」の略称であり、住宅の外壁・床・天井・開口部を通過して外部に逃げていく熱量を数値に変換し、全体を平均した値のことです。
値が小さいほど、省エネ性能が高いことを示します。
また一次エネルギー消費量とは、住宅の一次エネルギー(水力・火力など自然のエネルギー)の消費量を合計したもののことです。
この2つの値でZEH基準を満たす省エネ性能を、住宅が備えている必要があります。

*太陽光発電システムを設置する(省エネ設備の設置)

これは、ZEHの基準に含まれている「再生可能エネルギー」を生み出すために必要な設備です。
再生可能エネルギーとは、自然界に常に存在するエネルギーのことで、太陽光、風、地熱などのエネルギーのことを指します。
ZEH基準では、一次エネルギー消費量から、再生可能エネルギーを加えた場合と除いた場合の削減値を基準値としています。
このことから、ZEHではソーラーパネルなど「省エネ設備」の設置が必須です。

□まとめ

ZEHを申請するための最新基準をご紹介しました。
当社「株式会社フューチャーリンク」は平成25年省エネ基準に対応した外皮性能の計算代行サービスを、短納期・低価格・高品質でご提供いたしております。
時間削減のために、外皮計算の外注を検討されていましたら、ぜひこの機会にお問い合わせください。