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2019.02.26

住宅の断熱性能は外皮性能とどのような関係性があるのか?

「断熱性能を改めて確かめたいけど、外皮計算とどのような関係だったかな……」
「そもそも忙しくて、外皮計算をしている余裕がない……」
そのようなお悩みをお抱えの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、住宅の断熱性能は外皮性能とどのような関係があるのか、ご紹介します。

□住宅の断熱性能と外皮性能の関係性

住宅の断熱性能は、外皮性能の計算によって表されます。
外皮とは、住宅の床・窓・天井・床・開口部など、住宅内と外気の境界の部分のことを指します。
その外皮部分から、熱がどれだけ逃げていくのかを計算することが「外皮性能計算」にあたります。
外皮性能計算に使用する値は、2つあります。
1.UA値
2.ηA値(いーたえー)
の2つです。
それでは、それぞれの値について詳しく見ていきましょう。

*UA値

UA値とは、「外皮平均熱貫流率」の略称であり、住宅の外皮部分から熱がどれだけ逃げていくかを数値化し、全体を平均したものです。
値が小さいほど熱が逃げにくい住宅であり、省エネ性能が高いことを示します。

*ηA値

ηA値は、「冷房期平均日射熱取得率」のことを指します。
住宅内に入る日射熱の取得率を平均したもので、この値が少ないほど冷房期の省エネ性能が高いことを表します。

□新たな基準値

最新の住宅の外皮性能計算には、先ほど述べた2つの値に加え、新たに「一次エネルギー消費量」という数値が加わります。
「一次エネルギー消費量」とは、住宅の一次エネルギー(火力・水力など自然由来のエネルギー)の消費量を合計したものです。
また、先ほど述べたηA値に外皮面積をかけることで求められる「日射熱取得量」も計算に含まれます。
この「一次エネルギー消費量」を外皮計算の基準に加えることによって、従来の2つの値のみでは客観的なデータを得にくい住宅にも、客観的なデータが取れるようになりました。

□まとめ

住宅の断熱性能は外皮性能とどのような関係があるのか、ご紹介しました。
今回は長期優良住宅の認定を受けるための計算方法をご紹介しました。
当社「株式会社フューチャーリンク」では、注文住宅業務支援サービスを低価格かつ高品質、短納期でご提供いたします。
通常の外皮計算代行であれば1物件あたり8000円で代行させていただきます。
最新の省エネ基準に対応しているので、ZEHや長期優良住宅の認定に必要な基準値を満たしているかどうかも分析できます。
納期目安は、必要資料をご提供後、約5営業日以内となります。
ぜひお気軽にお問い合わせください。