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2019.03.02

外皮計算に使うUA値とは?他の計算値についてもご紹介します!

「外皮計算に使うUA値の意味って何だったかな?」
「省エネ基準が更新されたみたいだし、最新の基準値を知りたい……」
そのようなお悩みをお抱えの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、外皮計算に使うUA値という値の意味と、他の計算に使う値もご紹介します。

□UA値とは

UA値とは、「外皮平均熱貫流率」の略称です。
住宅の外皮(窓・床・天井・開口部など)からどのくらい熱が逃げるのかを数値化し、全体で平均したものです。
従来の外皮計算で使われていたQ値に代わる、新たな住宅断熱性能の指標値です。
この数値が少なければ少ないほど、断熱性能が高いことを示します。

□ηA値

ηA値(いーたえー)とは、「平均日射熱取得率」を表す数値です。
住宅各部から入る日射量を合計し、住宅の外皮で割って求められます。
こちらも、従来の外皮計算で使われていたμ(みゅー)値に代わる、新たな計算値です。
この数値が少なければ少ないほど、住宅に入る日射量が少ないことを表します。

□省エネ基準

先ほど述べた、UA値及びηA値はどちらも2013年に改正された省エネ基準に使われる値です。
UA値、ηA値に加え、改正された省エネ法では「一次エネルギー消費量」という数値を使い、住宅の省エネ性能を数値化します。
それでは、「一次エネルギー消費量」についても詳しくご紹介します。
一次エネルギー消費量とは、建物の一次エネルギー(水力・火力など自然由来のエネルギー)の消費量を合計したものです。
UA値、ηA値は単数でも基準値となりますが、一次エネルギー消費量を求める際に、「暖房・冷房設備」の計算に使われる値でもあります。
改正された省エネ基準では、UA値、ηA値、一次エネルギー消費量を使用することにより、従来の外皮計算、省エネ性能計算では客観的に得ることが難しいデータを取得することが可能となりました。

□まとめ

外皮計算に使うUA値という値の意味と、他の計算に使う値もご紹介しました。
UA値は2013年に大幅に改正された省エネ計算に使用するので、この記事でご理解を得られれば幸いです。
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