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2019.03.14

建築確認申請の流れを解説!申請の際の費用もご紹介します!

「建築確認申請の流れが知りたい……」
そのようなお悩みをお抱えの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そのようなお悩みをお持ちの方に向けて、建築確認申請の流れと費用をご紹介します。

□申請の流れ

建築確認の申請をする際に必要な行程の流れを、以下にご紹介します。
1.工事前に建築主事に確認申請書を提出

2.建築主事が申請書の内容をもとに確認

3.都道府県知事が申請を確認

4.工事

5.完了検査・検査済証の交付
といった流れになります。
それでは、各行程ごとに詳しくご紹介します。

*1.工事前に建築主事に確認申請書を提出

必ず、「工事前」に建築主事に申請書を提出します。
それでは、次のステップを見ていきましょう。

*2.建築主事が申請書の内容をもとに確認

建築主事は、7日以内に申請された建築物のプランが建築基準規定に適合しているかを審査しなければなりません。
そして、建築物が適合している場合は確認済証を建築主に交付します。
ただし、注意点が2つあります。
申請対象である建築物が、「特殊建築物」「大規模建築物」の場合は「35日以内」に審査すれば良いことになっています。
また、口頭での確認完了通告は認められていません。

*3.都道府県知事が申請を確認

この行程は、「大規模建築物」の建築確認を申請する場合にのみ発生します。
14日以内に、都道府県知事は構造計算適合性を判定します。
また、構造計算の専門知識を持った建築主事が確認審査を行う場合は、この行程は必要ありません。

*4.工事

工事に着手する際は、必ず申請が確認されてから着手しなければなりません。
また、確認が行われたことを示す表示を、工事現場に表示しなければなりません。
この2点に注意しておいてください。

5.完了検査・検査済証の交付
工事完了後、建築主は「4日以内」に建築主事に対して完了検査を申請します。
申請を受理した建築主事は、「7日以内」に建築物が規定に適合しているかを検査します。
ここで注意すべきは、先ほど述べた建築確認申請とは違い、特殊・大規模な建築物であっても審査期間は「7日以内」であることです。

□建築確認申請の費用

建築確認申請の費用は、建物の規模によって異なります。
膨大な資料と検査ごとに申請手数料がかかるため、安価に抑えても10万円前後、費用がかかることを注意しておいてください。
また、ハウスメーカーが設計費用に建築確認申請の費用を含んでいることが多いです。
設計の段階で確認しておくことをおすすめします。

□まとめ

建築確認申請の流れと費用をご紹介しました。
ぜひ、この流れを踏まえてスムーズな家作りを行ってください。