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2019.03.26

建築基準法が改正された?注目すべきポイントを紹介します!

「建築基準法って最近改正されたけど、どこに注目すればいいの?」
「改正された箇所で、ポイントとなる部分が知りたいな。」
建築基準法は、日本で最も改正されている建築関連の法律です。
そのため、改正のたびに、どこに注目すればいいか迷われてる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、2018年に改正された建築基準法で注目するべきポイントについて紹介します。

□2018年の改正

早速、最近改正された建築基準法のポイントを紹介します。

*安全性について

最近は、大きな地震や大雨など、自然災害が頻発しています。
それに伴って、安全性に注目した内容に建築基準法も改正されています。
具体的には、防水と延焼に焦点を当てた内容になっています。
防水や延焼対策をする予定の建物であれば、その建蔽率を10%緩和するという内容です。
建蔽率とは、ある一定の面積内に建てられる建物の大きさのことです。
つまり、防水や延焼など、自然災害に対応した建物が以前よりも建てやすくなったということです。
ここから、建築基準法は、日本の情勢に合わせた内容に変わっていることがわかります。

*既存の建物の活用

街中を歩く中で、目立っているのは空き家の数です。
その空き家を活用しやすくなるように、建築基準法が改正されたのです。
内容としては、空き家をスーパーなどの商業施設や、介護施設に改修する場合、そのための大規模な工事を不要とし、手続きを簡単にするものです。
建物を改修する際には、どうしても複雑な手続きが必要になってしまいます。
今回の改正によって、その過程がとても簡略化したので、一層改修がしやすくなったでしょう。

*木造建築物の整備

最後に、木造建築物の整備についてです。
木造の建物が多いと、火災が発生した際に火が移りやすくなります。
大火災にもつながりかねませんので、早急な対策が必要です。
今回の改正でも、木造建築物の整備が行われます。
具体的には、木造建築物の柱や窓を木造から最新のものに改修するといった措置が取られます。

□まとめ

以上が、2018年に改正された、建築基準法のポイントです。
建築基準法は、その年の日本の状況に応じて毎年改正されていきます。
注文住宅に限らず、建築物を建てる予定の方は、ぜひ一度確認しておいてください。
今回の記事を参考に、建築基準法を把握して工事を進めてみてはどうでしょう。
また、弊社は建築関係の法律に詳しいスタッフがおります。
何か疑問に思うことがあれば、ぜひお問い合わせください。