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2019.03.30

ZEH+って何?具体的な条件や申請方法まで解説します!

「ZEH+ってどのような内容なんだろう?」
「申請方法やそのための条件を知っておきたい。」
ZEHよりも踏み込んだZEH+という事業が始まることをご存知でしょうか。
環境にやさしい住宅を検討している工務店の方は、知っていて損はないでしょう。
そこで今回は、新しく始まるZEH+の申請方法やその条件を紹介します。

□ZEH+とは

まず、ZEH+とはどのような事業か紹介します。
従来のZEH政策では、住宅の省エネ推進や、太陽光発電の普及が目的となっていました。
それに加えて、ZEH+は、ZEHの時よりも高い省エネ率と、太陽光発電による電力の自給自足が求められます。
そのため、申請のための条件も厳しいものになっています。
どのようなものがあるか見ていきましょう。

□申請のための条件

申請のための条件は、大きく分けて3つあります。
それぞれを順に紹介します。

*従来のZEHの条件を満たしている

まず、従来のZEHでの条件を満たす必要があります。
ZEHの条件とは、創エネルギー事業として、自宅で消費するエネルギーよりも、創り出すエネルギーの方が多くなることです。
ZEH+はZEHよりもハイレベルな省エネが求められるので、この条件は必須といえるでしょう。

*一次エネルギー消費量を25%削減する

一次エネルギーとは、石油やガソリンなど、自然に存在するエネルギーのことです。
ZEHの住宅では、20%削減だったものが、ZEH+の場合は25%の削減が求められます。

*省エネへの対策をとる

次に、指定された省エネ対策のうち2つを採用する必要があります。
その対策とは、外皮性能を強化すること、高度エネルギーマネジメントをすること、電気自動車の購入があります。
どれも省エネを実現するために有効な対策です。

□申請方法

最後に、申請方法について紹介します。
申請方法としては、基本的に従来のZEHと同じです。
まず、交付申請書や事業計画書などの書類を用意します。
ZEH+が受けられるかの査定もあるので、具体的に記入しておきましょう。
もし、分からないことがあれば、申請先に相談するといいでしょう。
書類の記入が完了したら、後は提出するだけです。

□まとめ

以上が、ZEH+を申請するための条件とその方法です。
冒頭でも紹介しましたが、ZEH+はZEHよりもハイレベルな省エネを実現するための取り組みです。
これからの環境問題を考えるうえでは、欠かせないものになるでしょう。
今回の記事を参考にして、ZEH+を検討してみてはいかがでしょうか。
何か疑問に思うことがあれば、ぜひお問い合わせください。