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2019.04.15

木造住宅で構造計算はなぜ必要?専門業者が詳しく説明します!

「木造住宅で構造計算って必要なのかな?」
「構造計算がどうして必要なのか知っておきたいな。」
木造住宅を受託している工務店の方なら、構造計算をするかどうかで悩まれることがあると思います。
そこで今回は、木造住宅を検討している方や工務店の方必見の、構造計算の必要性について紹介します。

□構造計算の必要性

早速、構造計算がどうして必要なのかということに関して紹介していきます。

*耐震性を強化できる

構造計算をすることで、耐震性を強化することができます。
具体的には、構造計算によって住宅の壁の強度がどのくらいかを調べることができます。
耐震性と直接かかわる耐震壁というものから、雑壁という面積の小さな壁の耐震性を調べます。
耐震性を把握するうえで、耐震壁はもちろん重要ですが、雑壁の耐震性を把握することも重要です。
壁量計算という大まかな調査では、雑壁の耐震性を理解することができません。
そのため、自分の木造住宅がどのくらいの耐震性なのかがはっきりと分からないのです。
もし、構造計算を行えば、正確な耐震性が把握できるので、的確な対策をとることができます。

□構造計算の方法

次に、構造計算の方法について紹介します。
構造計算には、住宅の各部分の負担率を計算する1次設計と、地震に対する強度を調べる2次設計があります。
まず、1次設計を行った後に、追加で調査が必要な建物に対して2次設計を行うというやり方になっています。
この2次設計を行う建物は、ある程度決められており、百貨店や学校などの特定建築物がそれにあたります。
2つのやり方を合わせることで、住宅の正確な強度が把握できるのです。

□構造計算の注意点

最後に、構造計算を行う際の注意点を紹介します。
構造計算は外注をして行うことがおすすめです。
なぜなら、専門的な知識が必要だからです。
住宅の構造を把握するためには、力学や建築に関しての知識が必要になります。
構造計算を専門に行っている業者に外注することで、正確に住宅の構造を把握することができます。

□まとめ

以上が、木造住宅で構造計算をする理由になります。
先程も少し紹介しましたが、構造計算をすることで、住宅の耐震性を高めたり、適切な大きさで住宅を建設したりすることができます。
安心して住める住宅にするためにも、ぜひ行っておきましょう。
今回紹介した記事を参考にして、木造住宅の構造計算について検討してみてください。
また、弊社は構造計算のサービスも行っております。
何か相談したいことがあれば、気軽にお問い合わせください。