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お役立ち情報

2019.04.22

住宅パースをうまく手書きで作成する方法とは

「パースを手書きで書くのは難しい」
「CGでもいいけど、手書きでパッと描いて説明したい」
このようなお悩みの方はいませんか?
今回は、手書きで住宅パースを作成したい方に向けて、パースの作成方法をご紹介します。

□パースで重要な点

そもそもうまくパースを書く必要はなく、アイデアが伝わることが一番重要なことです。
うまく描けているパースとは、誰が見ても分かりやすいパースのことです。

□図面の作成

*下線を書く

最初は下書きのようなものを書くので、薄く線を描いてください。
枠となるフレームを書いていきます。
水平(横)・奥行き(縦)・垂直(高さ)の三次元がわかりやすく描かれて入れば分かりやすいパースとなります。
一番簡単な、部屋を正面から見たパースを書いていきます。
部屋の断面を四角形で描き、真ん中に横の線を引っ張り、斜めにも2本線をX状に引っ張りましょう。
これを目安に床と壁のマスの間隔を描いていきます。

*家具を描く

建設後に置く家具を想像で置いてみると、より分かりやすいパースになります。
サイズを把握している場合はより正確に描くことができます。
だいたいの大きさでも雰囲気をイメージできます。
ソファーや机などをボックスで書いていきます。
その後、分かりやすくするために細かい部分も描いていきます。

*輪郭を出す

今までは、薄い線で下線を書いていました。
次は、その下線を元に線を濃くなぞっていきます。
必要ない壁のマス目は消して、窓やドアの形を描いてみます。

*影をつける

影をつけると立体感が増します。
影をつける場合は2面に入れます。
さらに、影が濃い面と薄い面でより形をイメージしやすくしましょう。
テレビなどは黒く塗るとよりリアルに見えます。
フローリングのラインを引くと、より部屋っぽさが増します。

*細かいところを書き足す

窓のカーテンや照明器具のような細やかな部分を描写していきます。
また、窓から見える景色を簡単に描き、庭の草木が見える場合は書き足してもいいかもしれません。
反射するような面の窓は黒く塗ると良いです。

□まとめ

今回は、住宅パースを自分で作成する手順について解説しました。
しかし、自分で書くのは難しいので、パースを作成する専門の業者に依頼して作ってもらうことをおすすめします。
建設に関する知識がないままパースを作成してしまうと、どうしても構造上おかしい箇所が出てくるからです。
また、当社もパースを制作しているので、当社のホームページに掲載されているパースも見てみてください。