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2018.06.11

建築確認はお済ですか?申請の流れや期間とは?

 

こんにちは、フューチャーリンクです。

みなさんは、「建築確認」という言葉をご存知でしょうか。住宅の建設をご検討中の方なら一度は聞いたことがあるかもしれませんね。

住宅建設の際には必ず考える必要のある項目ですので、その内容を詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、建築確認について、申請の流れやその期間についてお話したいと思います。

○建築確認とは

一定の建築物の建築や増改築を行おうとする際に、工事の着手前に建築の計画が法令で定められた建築基準を満たしている旨の認定を受ける必要があるとする制度、及びその確認行為のことを建築確認と言います。

確認を申請する義務は、建築主にあります。

例えば、建築確認を受けた場合に、確認済証の交付を受けるほか、工事を完了した際には検査を受けること、またある場合には工事の中間試験を受ける義務を負います。

その一方で建築物の審査確認や検査などを行うのは、建築主事です。建築基準に違反した建築物は、建築主や建築工事請負人に対して、施工の停止や違反を正す措置を命令することが可能です。

○建築確認申請の流れ

大前提として、建築確認は工事に着手する前に済ませる必要があります。建築主事は、建築確認の申請を受理してから、一般の建築物については7日以内、一定の特殊な建築物、あるいは大規模な建築物については原則35日以内に、建築物の計画が建築基準間関係規定に適合しているかを審査し、それを確認した場合には、建築主に確認済証を交付しなければならないにことになっています。

みなさんが建てるのは大体が一般的な住宅にあたりますから、みなさんが建築確認の申請をして、受理されてから7日以内に、建築主事が建築確認を行うという流れになるでしょう。

また、建築計画が法令適合しなかった場合や、申請書の記載により建築基準関係規定に適合するかどうか判断できない場合など、正当な理由があるときにも、7日以内にその旨と理由を記載した通知書を建築主であるみなさんに交付することになっています。つまりいずれにせよ、申請受理から7日以内に何かしらのコンタクトがあると言えます。

このように、建築主は建築物の工事に着手する前に建築確認をする必要があります。さらにその建築確認には、一般的な住宅で7日以内、一定の特殊建築物や大型建築物で35日以内の期間を要します。

そのため、このような期間もあらかじめ見込んで家づくりを進めることが大事なのではないでしょうか。何か気になることがあった場合、弊社ホームページよりお気軽にお問い合わせください。