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2018.06.15

長期優良住宅の申請はいつまでにするの?申請のタイミングとは

 

こんにちは、フューチャーリンクです。

長期優良住宅の建設をご検討中のみなさん、認定に必要な申請のタイミングを知っていますか?

補助金や減税の手当を受けるためにも、この期限を守る必要があります。そこで今回は、長期優良住宅をキーワードに、申請のタイミングやその方法についてお話したいと思います。

○長期優良住宅の申請はいつまで?

長期優良住宅の申請を受けられるのは、着工前までです。この着工前までに所管行政庁に認定申請をする必要があります。

申請の方法は、申請者ご自身で行う方法と、代行で行う方法の2つがありますが、今回はご自身で行う方法の工程をご紹介します。具体的な流れとしては1から5までの5つの工程があります。

1. 登録住宅性能評価機関に技術的な審査を依頼

申請者は認定申請を行う前に、登録住宅性能評価機関に住宅性能の技術的審査を受ける必要があります。

2. 適合証交付

登録住宅性能評価機関より、住宅性能技術審査の審査を受けて基準に適合していた場合、適合証が交付されます。

3. 所管行政庁へ認定申請

適合証の交付を受けたら、今度は所管行政庁に認定申請を出し、居住環境の審査をしてもらいましょう。所管行政庁とは、建築基準法に基づく建築確認申請を行っている地方公共団体のことを言います。

4. 認定通知交付

所管行政庁による審査を受け、基準をクリアしていることを認められると、長期優良住宅の認定通知が交付されます。

5. 着工

以上4つの工程が完了すると長期優良住宅として建築することが可能になります。このようにご自身で、登録住宅性能評価機関による技術的審査と、所管行政庁による認定審査を受けることで認定審査にかかる期間を短縮できます。

○代行で申請を行うと…?

ちなみに、申請者が認定申請を行うのではなく、代行で申請を行うこともできます。その場合、申請者は直接、所管行政庁に認定申請を行います。

すると、居住環境に関する審査を行った後に、所管行政庁が、登録住宅性能評価機関に住宅性能に関する技術的審査を委託します。基準をクリアし適合証を交付されたら、申請者は所管行政庁より認定通知を交付してもらい着工になります。

今回は、長期優良住宅の申請のタイミングやその方法についてお伝えしました。
すでにお話しましたが、長期優良住宅として住宅の建設をする場合、その認定申請は、建物の建設の着工前に済ませる必要があります。
そのため、十分に余裕をもって申請を行うのが好ましいと言えるでしょう。みなさんも今回の内容をぜひ参考にしてみてくださいね。