注文住宅業務支援サービスのフューチャーリンクが住宅建築お役立ち情報をご紹介。

Useful

お役立ち情報

2018.06.18

長期優良住宅の申請は自分でする?代行でする?方法やメリット・デメリットをご紹介します!

 

こんにちは、フューチャーリンクです。

住宅の購入をお考えのみなさん、「長期優良住宅」という言葉をご存知でしょうか?

住宅を長年にわたり良好な状態で使用するための措置が定められている家のことを指し、これからの家づくりの指標となる基準であるとも言えます。

そんな長期優良住宅ですが、それを認定してもらうには申請が必要です。そこで今回は、長期優良住宅の申請の方法や、メリット・デメリットをお伝えしたいと思います。

○長期優良住宅を申請する際の選択肢は2

冒頭でお話した通り、長期優良住宅は長年にわたり住み続けられる家のことを指します。そのため、1つの性能だけでなく、地震に強かったりメンテナンスしやすかったりと、様々な優れた性能を持つ必要があります。

そして「長期優良住宅」の申請を受けるには、住宅を建設が始まる前までに、都道府県や市の窓口に認定を受けなければなりません。申請の仕方は、1. 自分で行う方法と2. 代行によって行う方法の2つがあります。では、これらのメリットやデメリットは何なのでしょうか。

1. 自分で申請する

まず、建築主である申請者が評価機関の事前審査を受けます。その後所管行政庁にて認定申請を行います。所管行政庁とは建築基準法に基づいて建築確認申請を行う建築主事が置かれている地方団体のことです。

◆メリット

住宅性能などの技術的審査から所管行政庁の審査に至るまでご自身のペースで行えるため、認定審査全体にかかる期間を大幅に短縮できます。

◆デメリット

申請者が2つの工程をご自身で行うため、手間がかかる可能性があります。

2. 代行で申請する

所管行政庁が評価機関に技術的審査を委託します。1. は施申請者が評価機関の事前審査を受けてから所管行政庁に認定審査を行うものでした。2. では、申請者は所管行政庁に直接認定審査を行います。その後、所管行政庁が技術的審査を評価機関に委託する、というのがこの方法です。

◆メリット

申請者は所管行政庁に認定審査を行うだけで良いので、シンプルな工程で済みます。

◆デメリット

所管行政庁から評価機関へ技術的審査を外部委託するので、審査機関にかかる期間が長くなることがあります。

以上が、長期優良住宅の申請方法やメリット・デメリットでした。
長期優良住宅を建設する際には必ず必要な工程ですから、みなさんもどちらの方法で申請を行うかぜひ考えてみてくださいね。
また何かお困りのことがあれば、弊社ホームページよりお気軽にご相談ください。