注文住宅業務支援サービスのフューチャーリンクが住宅建築お役立ち情報をご紹介。

Useful

お役立ち情報

2018.06.29

改正省エネルギー基準が施行される前に外皮性能の計算方法を知っておこう!

 

あなたは、2013年から改正省エネルギー基準というものが段階的に施行されており、2020年にはこの基準に満たない家を建てることができなくなるということをご存知でしょうか?
2020年と言えば、あともう少しですよね。

そこで今回は2020年を迎えるまでに改正省エネルギー基準についてもっと詳しく知っておこうということで、この改正省エネルギー基準およびその指標に使われている外皮性能についてご紹介します。

〇改正省エネルギー基準とは?

改正省エネルギー基準とは、家の内側と外側を隔てている部分の断熱性能を高めることによってエネルギーを効率的に使用できる住宅の基準のことを指します。

フューチャーリンクでは住宅業務支援サービスを「低価格・高品質・短納期」で行っております。
猫の手を借りたい、そんなときにはぜひフューチャーリンクまでご連絡くださいませ。

またこのエネルギー効率を良くするためには、断熱性能だけでなく、省エネの電化製品を導入していることや、自分でエネルギーをつくり出すことのできる設備を導入しているかどうかもチェックの対象になります。

そしてこのエネルギー基準を満たしているかどうかを判断するために用いられる指標が、「外皮性能」と「一次エネルギー消費量」です。

〇外皮性能とは?

外皮性能とは住宅の外と内を仕切っている屋根・窓・外壁などの断熱性能のことを指します。

この外皮性能が高ければ高いほど、環境にとって優しい住宅だと言うことができます。

外皮性能には「外皮平均熱貫流率」と「冷房期日射熱取得率」の2つがあります。
まず「外皮平均熱貫流率」についてですが、こちらは建物から逃げていく熱の量のことを指します。
計算方法は外皮総熱損失量を外皮の表面面積で割って求めます。

また「冷房期日射熱取得率」は、冷房期に建物に入ってくる熱の量のことを指します。
計算方法は単位日射強度あたりの総日射取得量を外皮の総面積で割ります。

〇一次エネルギー消費量とは?

一次エネルギー消費量は、設備機能などの一次エネルギーの消費量を評価する基準として用いられます。
計算方法は、家の中で消費したエネルギー量から省エネや創エネをすることによって得られたエネルギー量を引くことで求められます。

今回は改正省エネルギー基準についてご紹介しました。
この基準を満たしているかどうか確認できるようにするためにも、外皮性能と一次エネルギー消費量を求められるようにしておきましょう。

また、住宅会社様の場合はこれからこの基準を満たしているかどうかを証明するための書類作成を行うことも意識していらっしゃることでしょう。
書類作成に追われることなく本来のお仕事に集中できるように、この書類作成を外部委託するのも検討されてみてはいかがでしょうか。