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2018.07.03

外皮の計算とは何か?外皮計算方法について教えます!

 

2013年から「改正省エネルギー基準」が段階的に施行されており、2020年にはついにこの基準の適合が義務付けられるようになります。
これから住宅を建てられる際には、今まで以上に厳しい断熱性能基準をクリアしたり、外皮性能と一次エネルギー消費量を算出して基準に適合する家にしたりする必要があります。

このように聞くと、「改正省エネルギー基準の求める外皮性能って何?」と思われる方もいらっしゃることと思います。
そこで今回はこの外皮性能というものについて、その計算方法も含めて詳しくご紹介します。

〇そもそも改正省エネルギー基準を満たした家とはどんな家か?

改正省エネルギー基準を満たした家とは、家の外側の断熱性能を高くしたり、省エネの電化製品もしくは自分でエネルギーをつくり出すことのできる設備を用いたりすることで、エネルギー効率を良くした家のことを指します。

そして、家の省エネ性能を評価するために用いられる指標が「外皮性能」と「一次エネルギー消費量」です。

〇外皮性能とは?

外皮性能は、建物の外壁・天井・床・窓などから逃げてしまう熱エネルギー量を求めて、その建物の断熱性能を表します。
「外皮」とは、建物の外部と内部を隔てている部分のことを指します。

〇外皮計算とは

外皮計算をして求められるものには、「外皮平均熱貫流率」と「冷房期日射熱取得率」の2つがあります。

まず外皮平均熱貫流率についてですが、こちらは建物から逃げていく熱の量のことを指します。
計算方法は外皮総熱損失量を外皮の表面面積で割ることで求められます。

また冷房期日射熱取得率は、冷房期に建物に入ってくる熱の量のことを指します。
計算方法は単位日射強度あたりの総日射取得量を外皮の総面積で割ります。

今回は改正省エネルギー基準の指標の一つである外皮性能について詳しくご紹介しました。
2020年以降には、この基準を満たしていない住宅は建てることができなくなりますので、この外皮性能に着目する機会は増えてくると思います。

このような法律の改正を受けて、住宅会社様はますます色んな書類の作成に追われることになってしまったのではないでしょうか。

本来の業務を円滑に進めるためにも、必要なときには書類作成を外部委託してみるという選択肢を選んでみませんか?

「今回は一気に注文が殺到していて書類作成が間に合わない」という場合だけでもご利用して
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