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2018.08.12

実はよく目にしている!建築パース、CGパースとは?

 

「建築パース」「CGパース」
これらの言葉は、あまり耳にしたことがない人が多いのではないでしょうか。
でも実は意外とみなさんがよく目にしているものなんです。

今回は、そんな意外と知らないようで見ている建築パース、CGパースについてご紹介します。

〇パースとは

パースとは建物の外観や室内を立体的な絵にしたものを指します。
一定の図法を用いて、設計図などではわかりづらい実際の全体イメージを表現します。
未完成物件の完成予想図としても使われたりしていますね。

パースは描く対象によって呼び名が変わり、外観を描く場合は外観パース、内装を描く場合は内観パースと呼ばれます。
またその中でもCG技術を用いて表現されるものをCGパースと呼びます。

〇パースを用いるメリット

・完成イメージがしやすい

パースの最大のメリットと言えば、何といっても未完成の建物の完成予想を視覚で認識できるところにあります。
新築を建てる際に設計図だけ見せられて、このような家になりますと言われても、正直イメージがわきづらいですよね。

そうした際にパースがあると、完成したらこんな家になるんだとすぐ認識することができ、この点を変えてほしいといった要望を出すことも容易になります。
建てる前にパースをお客様に見せることで建築会社側もお客様の細かい意見を集めることができますし、完成後の不満も抑えることができます。

・広告に使える

業者の方にとっては、パースは宣伝にうってつけのアイテムです。
よくテレビで見かける高層ビルの完成予想図などはCGパースです。
東京スカイツリーができる際にも、よく大きさを実感してもらうためにテレビでCGパースが写されていました。

CGパースは、言葉にはないインパクトを見るものに与えることができます。
閑静なマンションをCGパースにすることで住みたくなるお客様はいらっしゃいますし、そうした点でも建築パースは有効です。

もちろんデメリットがないわけではありません。
パースは完成予想図を作るわけで、完成予想図と完成品が大幅に違っていては建築会社の信頼が落ちることに繋がります。
設計図に則ってしっかりパースを作ることでそうした事態は避けることができます。

建築パースは建物を購入するお客様サイドからも、建物を建てる建築会社からも、建物を売る不動産にとっても非常に有益な手段の一つです。
やはりお客様は直接イメージしやすいパースを用いて説明したほうが理解しやすいため、パースを作るメリットはとても大きいと言えるでしょう。