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2018.08.20

長期優良住宅の申請のタイミング!いつまでに申請すればいいの?

 

長期優良住宅に申請したいと考えているけれど、一体いつまでにどこに申請すればいいのかよくわからない、という方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は長期優良住宅を一体いつのタイミングでどこに申請すればいいかをご紹介します。

〇長期優良住宅とは

長期優良住宅とは、長期優良住宅の普及の促進に関する法律によって定められた物件で、耐震性や省エネ性などが一定基準を上回っている住宅に対して国土交通省が認定するものです。
その審査は、劣化対策、耐震性、メンテナンス・リフォームのしやすさ、バリアフリー対策、省エネ対策、維持保全、住戸面積、居住環境の8つの観点から行われます。

長期優良住宅に認定されると、税制の面で優遇を受けられたり、省エネのために光熱費を抑えられたりと、様々な恩恵を受けられます。

〇申請のタイミング

長期優良住宅として認めてもらうには、着工までに所管行政庁への認定申請が必要となります。
認定申請のためには、第三者機関に審査してもらい技術的審査適合証というものを発行してもらう必要があります。

全体としては、第三者機関に審査してもらい、そこで適合証を発行してもらってから、所管行政庁に認定申請し、着工という流れになります。

〇申請の場所

長期優良住宅を申請するために必要な適合証を発行してもらうために、第三者機関に依頼する必要があります。
その第三者機関はお住まいの地域によって異なるので、事前に確認を済ませておくと良いでしょう。

その後所管行政庁に認定申請を出すことになりますが、大抵はお住まいの市町村区役所が窓口となっています。
地域の役所のホームページなどで調べるか、事前に役所に相談してみてもいいかもしれません。

〇立ち合いは必要か?

長期優良住宅に認められるためには行政庁の立ちあいのもと検査が必要かという疑問があるかと思います。
行政庁は第三者機関の審査をもって審査とするため、直接現場に来て調査を行うといったことはなく、竣工時に認定通知を受けた所管行政庁に工事完了報告書を提出するのみです。

長期優良住宅に申請するにはいくらかのフェーズを踏む必要があり、面倒に感じる場合もあるかと思います。
しかし、長期優良住宅に認定されると、経済的な面での負担が軽くなるため、申請を強くおすすめします。

申請は着工までにしか行えないため、時間に余裕のない方は外部機関に委託するのも一つの手であると言えますね。
長期優良住宅でより良い生活を送るために、ぜひ申請してみてください。