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2018.08.24

家を建てる上で必須の建築確認。申請の流れと期間をご紹介!

 

家を建てる上で必ずすべての人が通る道である「建築確認」。
いざ直面した際に何も知らなくては困りますよね。
そこで今回は、建築確認とは何か、そして申請の流れ、期間をご紹介します。

〇建築確認とは

建築確認とは、家を建てる際に、その建てる予定の家が法律や条例に違反していないかを確認する目的で行われるものです。建築確認は新築の際はもちろん、増改築を行う場合にも必要となります。

建築確認は緊急災害時の仮設住宅など特殊な事例を除いて、全ての建物に課せられ、着工前に必要となります。
建築確認は着工前に必ず認可を受ける必要があり、この認可を受けなければ工事を始めることはできません。
つまり工事の前に必ず行わなければいけない手続きとなります。

〇建築確認の申請の流れ

建築確認の大まかな流れは、

1.申請書作成の準備期間
2.審査を待ち、補正や追加説明書の作成を行う審査期間
3.最終審査から確認済証受け取りまでの確認期間

に分かれます。

準備期間では、申請書の作成を行います。
そして審査期間では、まず作成した書類を建築主事又は指定確認検査機関に送付します。
そこで審査が行われます。

審査は、保健所や消防署などの各種関連行政機関と連携して行われます。
そして構造計算適合性判定対象の建物の場合は、専門の機関で審査され、最終審査の後、確認済証交付という流れになります。
この確認済証を受け取ったのち、建築工事届を提出することで初めて工事を開始することができます。

〇建築確認の申請期間

建築確認の申請にかかる期間は申請から審査までを含めて7日間ほどと言われています。
これはあくまでも木造2階建ての建物の場合で、木造3階建てなどの構造検査が必要とされる建物の場合はさらに数日以上かかる場合があります。

また申請書を作成する日数もこれに加算されるため、さらに日数を要することになります。
申請書の作成は基本的に建築を依頼している建築会社や設計会社が行います。
申請代理人が迅速に書類を用意してくれれば、その分申請にかかる期間は短くなります。

〇建築確認には費用も

建築確認には費用がかかります。
費用は床面積の広さによって様々ですが、1万円から50万円ほどと言われています。
工事の途中に行う中間検査、完了後に行う完了検査にも別途手数料がかかるため、注意が必要です。

建築確認は必ずやらなければいけない手続きです。
そのため、なるべくスムーズに進めるためにも建築会社や設計士と相談して準備を進めておくことが重要です。
余裕をもって建築確認を済ませ、夢の住まいを作りを進めてくださいね。